2月14日(土)に茨城高等学校・中学校の大ホールにて、「第5回講義」を実施しました!

今回のテーマはアメリカ・タフツ大学のCEEOアドバイザリーの石原正雄先生による
「だれでもできる、何でもできるプログラミング ~ゲーム作りからロボット制御まで~」でした。

STEM教育という言葉をよく耳にするようになりましたが、何故必要なのか?
身近な事例を挙げてもらいながら、分かりやすく説明をして頂きました。

★AmazonなどでWeb注文をすると、何故次の日に届くの?
★倉庫では、どのように商品を運ぶの?
★ロボットはどのように動くの?

情報化社会が到来して、便利になったのですが、良く考えると、分からないことが多いですよね。
それを一つ一つ丁寧にひも解いて講義してくれていました。

石原先生(ズーム)

講義の前半では、上記の裏にはプログラムがあって、そのプログラムを誰かが作成しているということを理解し、アメリカ・MIT(マサチューセッツ工科大)のメディアラボが開発したプログラム言語「Scratch(スクラッチ)」を使用して、実際にプログラムで動かすことを実践。

同じようなプログラムを打っても、少しずつ異なるプログラムだったり、
自分の意思次第で、いくらでもプログラムを変更する事ができることを学びました。
答えは一つしかないわけではないですから、とても面白いですね。

全体写真1(石原先生)

石原先生と談笑

講義の間の休憩には、学生達が石原先生の周りに集まり、Scratch(スクラッチ)を使ってプログラムを動かしたり、どのようにすれば動くのかをPCに触りながら聞いていた姿が印象的でした!
熱心に質問をしている姿は、小3生とは思えないほどです。

全体写真2(挙手)

講義の後半は、実際にプログラムを考えながら、音を出したり、挙手をしたりすることで、
プログラムの考え方を学びました。大盛り上がりの中、学習する重要さや面白さを感じてもらいました。
この講義を通して、今後自宅でもできるプログラムについても紹介を受けましたので、
是非それらを通してSTEMの実践をしてもらいたいです。

講義終了後も、石原先生に質問をする学生たちが多く、「とても楽しみな学生達ですね」とのこと。
子ども大学水戸の学習プログラムを通して、世界に羽ばたくことを期待しています!

次回は、第1期の最後の講義となります。
「卒業式」も同時に実施する予定ですから、休まずにご参加ください。
お待ちしております。