こんにちは! 「子ども大学水戸」事務局です。
暑さのピークは過ぎ去りましたが、まだ湿気のある暑さが続いておりますね。
体調不良にならぬよう、しっかりと睡眠をとった生活を送って頂きたいです。

さて、8月18日(火)に、総合学習塾 弘道学館・水戸駅前教室にて、米国タフツ大学から石原先生とMatt先生の特別課外授業「ロボット講座~リンク機構を学ぶ~」を実施しました。

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午前・午後の各20名限定の特別講座でしたが、約1日で85%が埋まり、2日で受付が終了した講座です。
その特別講座ですが、先ず石原先生から「英語で授業をやるよ!」というアメリカンジョークにより、一気に空気が重くなりましたが、通訳があることを知って、落ち着きながら授業が開始されました。

タフツ大学の場所や特徴、Matt先生の取り組んでいるSTEM教育の現状などの説明を受け、答えはたくさんあるという”オープンエンド”の考え方を教わり、失敗を恐れずに取り組む重要性を説いてくれました。

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その後、緊張をほぐすために体操をしたのですが、どうもまだ緊張をしているようで、学生達からはいつもの笑顔や元気な声が聞こえません・・・。

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体操終了後は、一気にロボット作成に入っていくと思いきや、ギア比の学習を理論的に学習をします。単純にロボットを作るのではなく、理論を理解した上で作成しなければ意味のないことも存在します。講義も”アクティブラーニング形式”で、自分の考えを伝えたり、一緒に答えを述べたりすることで、能動的な学習を行うことが可能になります。

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★タフツ大 ロボット

ロボット作成ですが、最初はブロックに慣れるために「自分で考えた椅子」の作成や「ギアボックスを使ったロボット」の作成をして、ブロックの特徴を学びました。そして、その考えを使って「面白い動きが出来るロボット」を作成する課題を出され、学生たちは自分で悩みながらもオリジナルロボットを創り出していきます。

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時間が来ると、全員で集まり、各々が作成したオリジナルロボットをプレゼンテーションし、実際に動かしていきます。当然、時間が足りなくて出来なかったり、思うように動かなかったりするのですが、それも全て学びです!プレゼンテーションが終わると自然と拍手が出て、相手を褒め称え、照れながら自分の席に戻っていく学生も多かったのが印象的です。

そして、講義はまだ続きます。問題点が分かったので、今度は1人で行うのではなく、2人1チームとなり会話をしながらロボットを作成していきます。社会に出てもコミュニケーションは重要ですから、初対面の学生同士でも話をしながら完成を目指さなければなりません!

完成後は、また集合して競技をおこないました。

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最後は、石原先生とMatt先生に挨拶をして終了となりました。英語とロボット。慣れない経験を同時に行うことはとても良い経験となったはずです。21世紀に生きていく子ども達にとって、英語とロボットはとても身近なものになることは間違いありません。これを契機に、学ぶ楽しさを覚えてもらえればうれしいと思っております。