「第６回講義」終了しました！

こんにちは、子ども大学水戸事務局です。３月５日（土）に、茨城高等学校・中学校の大ホールにて「第６回講義」を実施しました。
第２期の講義の最後の講義は、会津大学の寺薗先生による『「はやぶさ」から「はやぶさ２」へ　～小惑星への新たな挑戦～』です。第２回講義の渡辺先生に続く「宇宙学」の講義です！

まずは自己紹介から始まり、当日の講義内容の説明から開始です！
宇宙に関するテーマは親子で大興奮ですね。

的川先生・渡辺先生と宇宙に関するテーマを学んできましたが、寺薗先生は「広報」の視点で講義を展開。学生達にイメージを持ってもらうために、写真だけでなく動画を使用してくれました。
特に「はやぶさが帰還」するまでの動画は、どのような状況でどのように対処していったのかが非常に分かりやすく説明して頂き、技術的な高さを驚きながら学習できたと思います！

様々な事例を解説してくれながら「はやぶさの誕生秘話」を通して、チームとして一人ひとりが、たくさんのアイデアを出し合うことの大切だということを寺薗先生は伝えてくれました。
その背景には、スペシャリストとしての高い能力があり、機能的に結ぶついているからこそできたミッションだったということを再確認。

「はやぶさ２」の基本構造やはやぶさとのミッションの違い、「かぐや」と「はやぶさ」の違いなども多岐に渡って解説をしてくれましたが、一番面白かったのが「はやぶさ」の映画における寺薗先生の役柄を演じた女優の裏話と、寺薗先生たちがJAXA内で栄養ドリンクを飲み過ぎてしまい、撮影した写真にそれらが写っており、世界中で注目されたことでした。

最後は、今後の宇宙に関することや現在の宇宙の現実などを話して頂き、講義が修了。
あっという間の２時間でした。

最後は恒例の学生からの質問です。
「JAXAで働くにはどういたら良いのか？」「人類初の衛星は何だったか？」「ロケットのまま宇宙空間に行けるのか？」「イオンエンジンの数を増やして早く飛ばせられないのか？」など、根源的な疑問や素朴な疑問をぶつけて、寺薗先生が全て的確に回答をして頂きました。ありがとうございました！