11月12日(土)に茨城高等学校・中学校にて第4回講義を実施しました!

今回のテーマはハバタク株式会社・タクトピア株式会社の代表・長井 悠先生による「今から大人になる君たちの未来と世界 ~世界にハバタク冒険者になろう~」です。

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教育コンテンツを中心に、様々なエリアで革新的なプログラムの提供をしており、現在は東京・秋田・ベトナム・アメリカなど、グローバル企業としての展開を開始している代表です。

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前半戦は自身の半生を紹介しながら、なぜ東京大学・大学院➡IBMのコンサルタントという安定路線を捨てて、不安定な起業をしていったのかなどを交えながら、社会情勢を解説してくれました。

学生たちからすると、今までの子ども大学での講義とことなり「働く」というテーマは少し戸惑っていましたが、学びの延長にあることを理解してもらうことが、現在の「学び」に影響を与えるのは間違いありません。

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実際に「企業家」というキーワードがでて思い浮かぶ人は?との問いに「スティーブジョブズ」と出ますが、日本では?との問いに対しては即答できず、ソフトバンク代表の「孫正義」の写真が出ても「誰?」の大合唱でした。企業は知っていても、誰が起業したか?経営をしているか?などは教えてくれる場所がありません。(最後には本田宗一郎が出たのはすごかったですね!)

ただ、企業が生まれることで地域経済が活性化するわけですから、”起業家マインド”は子どもの頃に学んでおくことが重要だと思います。

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休み時間は長井先生の周りに学生たちが集まって、たくさんの質問をしていました。会社の話や勉強の話、仕事の話を興味津々で聞いていたのが印象的でした!

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そして、休憩後の後半戦は会社のコンテンツの話を交えながら、「クラウドファンディング」や「アントレプレナー」「シンギュラリティ」など聞きなれない言葉の説明を受けながら、働くことのイメージを膨らませました。

また、今後は「英語」を話すのは当たり前で、自分の意見をしっかりと持ち相手に伝えることや、問題を見つけて、それをどのように解決していくかの問題解決力がもっともっと重要になっていくことを伝えてくれました。そして実際に身近な問題を書き出して、それをどのように改善していけばよいのか?を一人ひとりで考えて発表です。

学校ではこのような学習をする機会は皆無なので、非常に難しかったと思います。が、社会に出ればこの連続であり、その解決のための知識が学びであるわけですから、「暗記力=学力」という概念以外も大切であることを学べたと思います。

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本日の講義を聞いた学生の中から起業し、地域に雇用を生み、地域貢献・社会貢献する企業家が出ることを望みます!長井先生、ありがとうございました。

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次回の講義は「第5回講義」ですが、その前に「年末特別講座」を実施することになりました。
なお、今回は水戸市との共催となるため、子ども大学水戸に通学していない方もご参加いただけます。
詳細はWebsiteから広報みとをご覧になって頂き、ご応募ください。

★日時:12月18日(日)
 『開場』13時~
 『HR+講義』13時半~16時(終了予定)
★場 所:茨城高等学校・中学校、大ホール
★対 象:小学3年生~中学2年生、または対象学年の親子
★持ち物:筆記用具、ノート
★参加費:無料
★定 員:60名
★応募方法:往復はがきのみでの受付となります。
      応募して頂いた全ての方に結果を通達いたします。
      ※子ども大学水戸の学生は申し込みは必要ありません。
      一般の方のみご応募での受付となります。
★締切日:12月3日(土)必着