12月6日(土)に、常磐大学にて第3回講義を実施しました!
風のある寒い日でしたが、天候に恵まれ、冬の綺麗な空の下、開講できました。
今回の講義はRESTECの山本彩先生による「衛星かぐやの映像から月と地球を観察してみよう」です。
衛星画像や動画を中心に、山本先生から”リモートセンシング”を指導してくれました。
講義では、前回学習した「世界遺産」の画像も出てきて、
地球上ではなく、宇宙からの世界遺産を見るという、普通ではできない経験をしました。
講義の途中では、3D眼鏡を使って「月の表面」の凹凸を体感したり、
リモートセンシング技術を用いて、アポロの月面着陸の真偽についても分かりやすく3D画像を用いて説明してくれました。
後半は「ハンズオン」として、月球儀を作成しました。
直径50mmの発泡スチロールに月面が印刷された用紙を切って張り付けていきます。
球体ですから、のりを使用した貼り付けに苦労する生徒も多かったです・・・。
完成した月球儀を用いて、山本先生が準備して頂いた「地球儀」と月との距離を体感します。
前半戦で学習した「約38万km」を縮尺して体感したのですが、近いようで遠く、遠いようで近いことが分かります。
今回の講義で、月の成り立ちや誕生時の状態、どのようにして今の月になったのかを学んだことは大きいと思います。
また、講義の最後には、質疑応答があったのですが、生徒よりも保護者の方の質問の方が多く、
帰り際に「勉強になりました!」と言って帰られる方が多数おりました。
正しく、親子で学べる「子ども大学」です!
次回が年内最終講義。お楽しみに!!
追伸:講義の間や終了後には、興味や疑問を持った生徒達が質問や話を聞きに行っていました。
興味を持って、質問をし、自分で調べる。このサイクルが能動的な人間になるのに必要なことです。
山本先生、ありがとうございました!