8月9日(木)に茨城高等学校・中学校にて夏季特別イベント「1 Day English Camp」を実施しました。応募制の特別課外でしたが、定員の80名を超える応募を頂き、87名の参加者がイベントに参加する予定でした。

が、前日からの台風接近があり、開催が危ぶまれましたが、日ごろの行いが良いこともあり、1時間遅れで開催することが出来ました。結局「84名」の学生の参加となり、全員出席とはなりませんでしたが、良く参加してくれたと思います。

さて、今回の講師は世界トップレベルの大学である「カリフォルニア大学」バークレー校・デービス校・アーバイン校の現役大学生20名です!過去最大の講師数となりました!

キックオフは、講師代表として「HIKA」と「MOMO」の2人が中心となり、カリフォルニア大学の紹介と本日のワークショッププログラムの説明をしてくれました。今回のワークショップは「カップス」と呼ばれる、英語の歌に合わせてコップや床を叩いたり、拍手を交えて奏でるリズム遊びを通しての英語学習です。講師がデモンストレーションを行ったのですが、カップスのスピードと英語のスピードに絶句していた学生が大半で、質問として「これが出来るようになる自信はありますか?」と問いかけられても、無表情で固まっていたのが印象的でした・・・。

その後「チームA」~「チームG」の7チームに分かれたのですが、「カップス」の学習の前に、チーム毎に一人ひとりが自分の名前を英語でネームカードに記載してから、「ジェスチャーゲーム」と呼ばれる、英語で自己紹介をした後、自分の考えたジェスチャーで自己PRすると、他の全員が名前を復唱してジェスチャーを真似するというゲームから開始!

しかし、日本人の自己表現する力が弱いことが露呈されました。自分のPRをした経験が無いため、どのように表現をしてよいかが分からない為、固まってしまう学生や泣き出してしまう学生もいたほどです。自身のIDENTITYについて考えたり、伝えたりすることは、自分(家庭)で積極的に環境に入らなければ機会が無いわけですから、当然と言えば当然かもしれません。

ですが、この能力は幼少期から鍛えていかなければならないものでもあります。最後には、自分のPRをしっかりと行えたので、この機会を通して自分のことを考えて、伝える訓練をしていってほしいですね!

そして、ジェスチャーゲームの後は、ワークショップの本丸である「カップス」の開始となりました。リズムを取ながら、英語の歌を歌い、カップと拍手を交える行為を同時に行うのでとても難しかったと思います。

何度も何度も「カップス」の練習を行いました。そして、制限時間の最後には「チームA・B・C」と「チームD・E・F・G」が一体となる輪になって、合併チームで「カップス」の演技を行いました。詳細の動画をFB(フェイスブック)にあげてあるので、そちらをご覧になってください!

「カップス」の大成功の後、参加者全員と講師全員で写真撮影をしました。最初の緊張感と絶望感の表情とは異なり、満面の笑みでの撮影です!出来ない、と思って逃げるのではなく、まずはやってみよう!の精神が重要ですね。今回の特別講座からたくさんのことを学ぶことが出来たと思います。

カリフォルニア大学の講師の方々、ありがとうございました!また来年も夏の特別イベントを実施したいと思いますので、是非いらしてくださいね。