8月20日(月)に「先端技術見学ツアー2018」を実施しました!毎年実施している大人気の「夏の特別課外」です。今年の見学先は、つくば市にある「サイバーダインスタジオ」と「防災科学技術研究所」でした。
午前中は、水戸駅からつくば市の「サイバーダインスタジオ」に移動し、担当者からサイバーダインのミッションについての説明と、身体機能を改善・補助する、世界初のサイボーグ型ロボット「HAL®」の歴代モデルの説明を受けました。最後には一人ひとりが「HAL®」を装着体験を行い、実際に「HAL®」を動かすことで最先端の技術を身近に感じることができたと思います。
午後は「NIED 防災科学技術研究所」に移動して、昼食を取った後、耐震・降雨の大型実験施設を見学し、私たちの暮らしを守る研究について学習しました。昨年度の第4期5回講義で「竹中工務店」の先生たちから学んだ「構造」ワークショップの実物大を見ることができたので、学びは繋がっていくことを理解した学生も多かったと思います。残念ながら実際の実験を見ることはできませんでした(時間と費用が掛かるため、年間に数回しか実験をしていません)が、ゲリラ豪雨や地震を実際に経験する機会が多くなってきているので、真剣に話を聞いていたのが印象的でした。
実験施設の見学後は別の施設に移動し、専門家からストーリー性の高い演劇を通して、災害が起こった際の対処方法やメカニズムについて楽しく学習。特に「長周期振動」による高い建物の揺れの実験と「液状化」の実験は大盛り上がり!
高く高く積み上げたブロックが倒れてくるの理屈が分かり、どの建物にいても、周期がリンクすると危険であることが理解できたと思います。異常気象が常態化され始め、災害に対する備えとして知識も入れることで、何が起きたとしても自分の力で生きていける能力の大切さを学べたことでしょう。
いつもの講義とは異なる学びの見学ツアーですが、来年も実施予定です!施設の受け入れ人数があり、全ての学生を連れていくことが出来ないことは申し訳ないのですが、原体験を学べるツアーにしていきますので、お楽しみに♪