3月9日(土)の第6回講義終了後に「終了論文」の作成を行いました。子ども大学水戸では、1年間で学んだことを「修了論文」として全員が取り組み、修了論文を書くことで「修了証」を貰うことが出来ます。

自分たちが学んできた年間の講義で、一番思い出に残っている講義を中心に、それぞれが感じたことを修了論文として記しました。日本においては、自分の考えをまとめessayとしてまとめる経験は少ないので、良い経験です。なかなか言語化をする教育を受けていないですが、今後の社会では更に必要な力となっていくのは間違いありません。

全員が無事に修了論文を記した後は、「第5期修了式」を実施。「子ども大学水戸」学長の内田伸子・お茶の水女子大学名誉教授の前で、中2生の小薗江祐来くんが第5期での学びの所感を述べてくれましたが、素晴らしい発表でした。

小薗江くんは2期から参加しており、全ての講義に参加をして、たくさんの学びを得られたようです。第6期は対象年齢とならないので、1年後に「高校生ボランティア」として戻ってきたいと言ってくれており、嬉しく思います。卒業生が運営に加わってくれることで、子ども大学水戸がパワーアップしてくれるはずです。楽しみにしていたいですね!

その後は、各学年の代表者に「修了証授与式」を実施。代表者が緊張しながら登壇し、内田学長から修了証を授与されました。

内田伸子学長からは、ダーウィンの進化論の一節を用いて、今後の社会において環境適応できる知識と能力を身につけてほしいことや、子ども大学水戸の講義を通して、保護者の方々と一緒に学びを深めてほしいことなどを、お祝いの言葉と一緒に伝えてくれました。

最後は理事長の岡本より「第5期の総括」と「第6期の予定」についての話です。現在「計画中」の講義ラインナップと第6期は6回の「講義」と3つの「特別講座」となることを学生・保護者の方々に説明をし、水戸で最先端の話や講義を聴けるためにスタッフ一同尽力していくことを発表!パワーアップした「子ども大学水戸」の第6期もご期待ください。
※第6期の詳細および募集についてですが、5月上旬に告知をさせて頂く予定です。暫くお待ちください。

最後になりますが、賛助会員の皆様、今期もありがとうございました!
地域の企業様・個人の方々にご協力を頂くことで、次世代の人材育成をすることが出来ております。地域格差・夢格差が解消できるよう、先鋭的な取取り組みを永続する努力をしていきますので、今後もよろしくお願い致します。